同じ時間を過ごしているのに、時間の感覚が違って感じる。
それは、心の「余裕」。
心に「余裕」がなくなると、時間にも「余裕」がなくなる。
時間があっても、「余裕」がない人もいる。
「余裕」があるとき、時間の流れがゆっくり流れている。
「余裕」があると、穏やかに笑っている自分がそこにいる。
「余裕」は、瞑想で創り出すことができる。
「余裕」がなければ、瞑想する時間さえないと思う。
時間があっても、なくても、息はしている。
時間がないと感じる人は、その息をしていることさえ忘れている。
まず、ゆっくりと息をしてみる…
ふかーい呼吸をしてみる…
吐いて…吸って…吐いて…吸って…
ゆっくりと繰り返し、呼吸に意識を向けてみる…
ゆっくりと呼吸を感じてみる…
何も考えず、ただ呼吸をしているだけ…
心がどんどん広がっていく…
そこには時間というものはない…
そこにあるのは「空間」。
その「空間」は、どんどん広がっていく…。どんどん満たされていく…。
満たされた空間…。居心地の良い空間…。
ただゆっくりと呼吸をするだけで、この空間と繋がり、頭の中、心の中がリセットされていく…。
瞑想で、この「空間」を感じることができると、もとの日常生活に戻ったとき、心に「余裕」ができている。
これが、「瞑想」です。
「空間」「余裕」のところに、どんどんエネルギーが届いてきています。
どんな瞑想をするとか、瞑想で何か特別なものを受け取ろうとするのではなく、心を空っぽにする!
そうすると「空っぽの空間」が「愛に満たされた空間」になっていくのです。